






お地蔵さんを後にして今日はいよいよ鯵山(あじやま)峠に入ります。
川に沿って旧道を歩いてくとその先に、ピンクで塗られた小屋を発見しました。
こちらは、あのヒット曲『大阪で生まれた女』で有名なBOROさんが曲作りをされていた場所。ピンクの外壁もご本人自ら塗られたそうです。今はもう使用されていませんが不思議と存在感のある建物だったなぁ。
ピンクの小屋から約3分もすれば、もう峠の入り口です。この辺にお茶屋さんが4件程あったと言われています。
赤丸のところが出石城のあたりです。
峠(都方面)から来た人にとっては『出石が見えてきた!』とホッとした気持ち。これから峠に向かうもの(尚之助さん!?)にとってはもう一度身を引き締める場所であったのではないでしょうか。そして最後のお別れ。また戻って来れるかなとこの景色を目に焼きつけた人も多かったのでしょうね。
そしていよいよ峠って・・・ははあ、これは山登りですね。
つい車道のような道を想像していました・・・甘く見ていたな・・・。
途中、石碑がありました。『南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)』旅人たちの安全を祈って建てられたもの。
行く手を木々がさえぎります。はぁ、険しさよ。昔の人はさぞかし足腰が強かったんだね。
そして川見さんも、同じく足腰の強い人・・・。ついていくのに精一杯。
川見さんのお話を聞き逃すまいと、ボイスレコーダーを持っていましたがとれていたのは私の息のきれそうな『はぁ、はぁ』という呼吸のみ・・・。意味が無い・・・。
山に入ってから15分程歩いたでしょうか。やっと峠の頂上です。
ここから下ってゆくと但東町に出てゆきます。
帰りは現在の道(右側)を通ってもらって帰りました。(左側は通ってきた道です)
ホッ!
川見さん、ありがとうございました。
最後に尚之助さんの気持ちを体験できてとても幸せでした。
さて、今回をもちまして、この『歴女がゆく』も終わりを迎えます。これまで取材に協力してくださった町の皆様、本当にありがとうございました。


川崎尚之助さんを通して出石の素晴らしさが再認識できた、そんな一年でした。

出石には深い歴史と、素晴らしい人たちがたくさんおられます。
これを読んでくださったみなさんに少しでも伝わっていれば嬉しいです。
町にいらした際には、尚之助さんの足跡もたどってみてください。それぞれにきっと楽しい発見がありますよ。
では、私は好奇心のおもむくまま歴史を探して旅に出ます。
では、またいつかどこかで・・・
2013.12.28